転勤が決まったらすぐにやらなければならないことが,山積みです。
まずは引越し業者をみつけなければ,いけません。
一度に見積もりを依頼できる引越し見積りサイトを使うことが便利です。
一番手間がかかりません。
金額では,ここが安いというものはありません。
なぜなら・・・。
その理由と見積もりを依頼する前に確認しておくことをご説明します。
この記事は
引越しサイトを使う前に確認することと,
どの引越しサイトが良いか?
を利用するユーザーの立場から説明します。
見積り前に確認しておく6つのこと
見積りを調べるときは,これだけは確認しておきましょう。
こちらが当たり前だと思っていることが金額に含まれていないことがあります。
また,業者によってはそのサービスがオプションで別料金となっていることもあるのです。
自分がしたい引越しの内容を確認して,どの業者にも同じ条件を伝える必要があります。
1 職場での確認
赴任諸経費として請求する場合に資料の提出が求められます。
会社によって様々ですが,普通は3社以上の引越し見積り書が必要です。
その見積書もネット検索でのリストで良いのか?
手続きをしてから正式な見積書が必要だったら大変です。
決定して断った業者にもう一度見積り作成を作ってもらうことは至難の業です💦
見積もり作成先が「本人」ではなく,「会社名」で作成する必要がある場合もあります。
ピアノなどは請求が通らないこともあります。
正式な見積もりが必要なのか内容についても職場に確認しておきましょう。
2 大物の家具類
冷蔵庫,洗濯機,ベッド,机,棚など
家具は分解できるかで積算が違ってきます。
基本自分で分解することとなります。
3 段ボール箱はいくつになるか
これは現時点では正確にわからないですが,想定していた数以上となることが多いです。
現地見積りではない場合には自己申告ですので,乗り切らない場合に当日断られることがあります。
ですから,3個程度は増やして計算しましょう。
本,CDなど重量があるものは,ミカン箱(小)くらいです。
業者は普通段ボール(小)(中)を用意します。
4 対象外のもの
植木,ペット,バイク,自転車など
植木,ペット,ピアノ,バイクなどは対象とはなりません。
もしあるのなら,搬送を別に検討する必要があります。
植木は交渉の余地あり。
自転車はけっこうスペースがいるので,安いものなら処分して買いなおしたほうが良い場合もあります。
5 その他
クーラー,照明の取り外しは基本入っていません。
大手業者の場合,オプションとしてできることがあります。
段ボール箱は料金に含まれなく,自分で用意する場合もあるので,確認が必要です。
6 引越し可能日の設定
引越し先もまだ決まっていない場合,とても悩みますね。
でも,費用を安くするにはとても大事なこととなります。
どんどん各業者の運送スケジュールが埋まってきて,対応が不可能になることもあるので,できるだけたくさんの候補日を設定する必要があります。
基本的には,
曜日では,土・日・祝日は高く,平日は安くなります。時間帯では,午前中,午後一番は高く,15時以降は安くなります。
筆者は
- 費用を安く抑える
- 退去時の不動産管理会社の部屋の退去点検を甘くする
ために都合がつく限り15時で依頼し,退去立会は夕方にすることで修繕箇所の指摘を免れていました。(^_^;)
部屋の照明もないし,日影になるとわかり辛い。
時期にもよりますが,1~2割は安くなります。
また,引越し契約をしても3日前まではどの業者であっても,基本的にキャンセル料はありません。
押さえることができなかったと嘆くより,とりあえず押さえておきましょう。
以上この6点の確認ができたら,見積りサイトに入りましょう。
なぜ引越し見積りサイトを利用するのか
無理して使う必要はありません。
複数の引っ越し業者の連絡先を調べて,電話で内容を説明し,見積もりを依頼すればいいのですから。
数十年前はそういうことをしていました。
これは
ためです。
とはいえ,今や自宅どころかカフェでコーヒーを飲みながら,
手間をかけずにできるってすごいですよね。
どのサイトで調べればいいの?
金額で考えるならどのサイトも同じ。
結論からいいます。
十数サイトありますが,この時点で引越し金額を基準とするならどこも変わりません。
よく考えてみてください。
最初のあなたの希望の条件をみて,各引越し業者は損をしない金額を提示してくるのです。
あなたが
その場で決定するのなら当然,価格は高止まりのまま。
大手引越しサービスはAサイト,小回りの利く中小引っ越しサービスはBサイト
というような色分けがあればサイトの特色が変わってきますが,
大手の引越し業者はほとんどの見積りサイトと提携しています。
どこの見積りサイトからお客の紹介があっても,営業案件を紹介されるだけなので,提示する金額は同じです。
そういう条件のもとなら,単純に提携業者が一番多いサイトが良いと言えます。
本見積書が必要ならば後で直接業者と交渉するので、ハッキリいってどのサイトでも変わりはありません。
全国展開している業者はどのサイトとも提携しているので。
サイト内で決定することはまずないのです。
(あなたがそれで良いというのなら決定となりますが(^_^;))
その後,直接業者と交渉に入って本音の金額が出てくるのです。
最初に出してくる金額は,様子見です。
それで決まれば,引越し屋さんは喜ぶね💦
じゃあ,なにを基準に選べばよいの?
私たちはお客です。
まず,
ことは思いますよね。
それを考慮して
を基準として,検討しました。
「最高50パーセントオフ」「60パーセントオフ」をうたってますが,
引っ越し業務の定価はないのです!
あてにはなりません。ですから検討対象とはしていません。
上の条件で検討した結果,
「SUUMO引越し」「引越し侍」がベストです。
「SUUMO引越し」
A 「SUUMO引越し」のデメリット
デメリットというほどのものはありません。
リクルート関連の上場会社ですし,強いていうなら
提携会社が「引越し侍」が約230社に対し,100社くらいなものでしょうか。
当然大手引越し会社はどちらも提携しています。
B 「SUUMO引越し」のメリット
どのサイトも身分事項を登録した後で検索するのですが,「SUUMO引越し」は他のサイトと違い電話番号を必須で入れなくてもよいので,業者からの問い合わせ電話を直接的にシャットアウトできます。
「引越し侍」
A 「引越し侍」のデメリット 勧誘の電話を止めるには?
評判が悪いのは
なんですが,これは競争の原理から考えれば当たり前のことで,提携業者が多いためジャンジャンかかってきます。
2社ともに代表3社を指定することもできるのですけど,大手ばかりだと価格に大きな違いはあまり出ません。
というかあまり安くなりません。
※だいたいの目安がついてこれ以上のアポは必要ないと思ったら,
「引越し侍」サイトの通知フォームにチェックするだけで止めることができます。
まずないとは思いますが,見積もり3社分が必要なら提出してこない場合も想定して,4社以上の見積りをとりましょう。
B 「引越し侍」のメリット
引越し入力フォームがかなり詳細で,その情報が引越し業者に共有されるので,かなり正確な金額がわかります。
当然,どたん場になってもトラブルも少ないです。
また,クーラー取り外しなどのオプションも豊富で割安です。(でも対応業者が少なくなるのでユーザーとしてはメリットとは言い切れないですね(^_^;))
それと僻地の引っ越しについては他のサイトでは限られるところ,業者が多いだけに一番対応できます。
使い分け
どちらも大手上場会社の運営なのでしっかりとしており,トラブルはないと思いますが,
概算見積りの場合,単身者(1DK)などの見積りはあまり変わりません。
世帯者の場合は荷物が多数となるので,業者もトラブル回避のため現地見積りを希望してきます。
ですから,
とにかく電話がわずらわしい単身の方は「SUUMO引越し」,
その他の方は「引越し侍」を利用することをおすすめします。
まとめ
引越し見積りサイトは利用することはメリットばかりであること。
見積りをとる前に
を確認すること。
見積りサイトは
- 完全無料
- 東証一部上場企業でもあり、引越し一括見積もりサイトとしても業界最大手なので,個人情報についても厳格に管理している
- 提携業者が業界最多の約230社(SUUMOは約100数社)
- 概算見積もり時に、条件も詳しく選択できるので,現地見積りでない場合も現実味のある金額が分かる
- エアコンなどの取り付けも関連会社で安くなる
- 見積もりができるだけではなく、数社の見積もりを比較できる
- ネット上で各引越し業者の見積もりの値段と相場を一覧で比較でき,そのまま引越しの依頼もできる(無料)
- 営業電話はもう必要ない旨連絡すると,関連業者の電話は止まる
から
「引越し侍」をおすすめします。
「引越し侍」とにかく電話がわずらわしい単身の方は「SUUMO引越し」
を,利用しましょう。
このあと,現地見積りのちょっとしたテクニック
についてもまとめました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
良い引越しをして,快適な生活を楽しめるようお祈りいたします。